「ヘルペスの再発を防ぐワクチンを提供するために」 福岡大学 アニマルセンター 准教授 田中 聖一



「ライフサイエンス 新技術説明会」(2018年12月11日開催)にて発表。https://shingi.jst.go.jp/list/igakubu/2018_igakubu.html

【新技術の概要】
ブタの慢性病基礎疾患であるオーエスキー病や、ヒト水疱瘡などの病原体であるαヘルペスウイルスが、再活性化時に最初に起動させるUL41プロモーターの下流に、Cas9およびUL41sgRNA配列を導入したウイルスをワクチン株として使用する。初感染時の発症防御と潜伏野外ウイルスの再活性化が期待される。

【従来技術・競合技術との比較】
現行ワクチンはいずれも発症予防であり、潜伏感染・再活性化を防ぐことはできず疾病の根絶にならない。本件ワクチン株は初感染による症状緩和だけでなく再活性化を抑制し、再起感染症や感染拡大を防ぐ。さらに潜伏ウイルス再活性化に伴って増悪すると考えられるアルツハイマー病などの発症抑制にも役立つ。

【新技術の特徴】
・Cas9およびUL41sgRNA配列を導入したヘルペスウイルス株
・マウスにおけるヘルペスウイルス潜伏感染系の確立
・アセチルコリンによる潜伏ヘルペスウイルスの再活性化

【想定される用途】
・ブタ・オーエスキー病ワクチン、サル・Bウイルスワクチン
・ヒト・単純ヘルペス、水痘・帯状疱疹ワクチン
・ヒト・アルツハイマー病発症抑制

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