【ナース向け】胸膜癒着術の看護を解説



胸膜癒着術ってそんなに頻回はしないし、時々かかわるくらいじゃなかなか覚えられないですよね。毎回調べるのも面倒です。この動画では胸膜癒着術を病棟で行うのに必要な情報を網羅的にまとめました。前半では、胸膜癒着術とはそもそも何をするものなのかを解説します。後半では手順と看護を中心に解説します。実際に業務に必要なのは後半の内容なので、ぜひ最後まで御覧ください。

【ポイント文字おこし】
胸膜癒着術は、胸水や気胸でドレナージをした後、ドレーンを通して薬剤をいれて、臓側胸膜と壁側胸膜を癒着させるものでした。

準備物品には薬剤、後押しの生食、薬剤用の50mlシリンジ、後押しの生食用の20mlのシリンジ、クランプ(気胸の場合は必要なし)、クランプを挟むようのソフトガーゼ、アルコール綿がありました。

胸膜癒着術では胸腔ドレーンを通して薬剤を入れるのですが、入れた薬剤が漏れ出さないように、胸水ではドレーンをクランプします。気胸の場合は、肺から胸腔に空気が漏れ出しているので、クランプせずにドレーンバッグを持ち上げます。

薬剤を注入した後、その後薬剤の種類によって、胸腔内に薬剤を行き届かせるため体位変換します。薬剤注入後、2、3時間程度したら、薬剤をドレーンをとおして流し出します。胸水の場合は、クランプを介助します。気胸の場合は、上げていたドレーンをおろします。

【目次】
0:00 はじめに
0:38 胸膜癒着術って何?
2:46 実際の手技
5:52 看護で観察すべき項目
7:09 まとめ

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「1年目さんが最短で、病棟で動けるようになれる」をコンセプトに発信してます。

動画以外の方がやりやすいって人は、こちらもぜひ。

▼文字の方がいい人
→ブログ「コキュトレ」
https://pulmonary-training.com/lesson/drain-bag/

▼スライドが欲しい人
→note(有料)
https://note.com/pulmosheep/n/n77953e18fcb4
※気胸のスライドと一緒にダウンロードできます

▼画像の方がいい人
→Instagram
https://www.instagram.com/explore/tags/%E3%81%B2%E3%81%A4%E3%81%98%E3%81%AE%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%B3/

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#呼吸器内科医による胸腔ドレーンの徹底解説
#スライドのパワポが欲しい人は概要欄へ

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