麻原の精神鑑定を行った医師は6人。裁判所の選任した医師以外は、すべて麻原は昏迷状態との鑑定を出している。
今回は、野田正彰医師による麻原精神鑑定を紹介する。
野田医師は、次の様にもコメントしている。
鑑定医がどうやって選ばれているかですね。
もうすでに、傾向がはっきりしている人を選んで、そんな鑑定ってあるでしょうか?
今回も裁判所側に選ばれている人を私は知っていますけど、その方は、おそらく私はそう想定しますけれど、「拘禁反応」として鑑定書を出すでしょう。
しかし彼は、他の事件での鑑定書を見ますとですね、そう言っておきながら、「ここの部分については能力あり」というようなことを盛んに言っています。
それはまあ、裁判官や検察官には都合がいいわけですね。最初から、裁判所、検察側に受けがいい人が選ばれております。
そういう鑑定が横行していていいのか、ということですね。
ただ現実にですね、今の状態は、本人の意志表示がないわけですね。そういったときに何をするんでしょうか。
裁判所は、あるいは、厳罰厳罰と言っている人たちの意見は、何を求めるんでしょうか。
「あー、うー」と言って、ほとんど何の意志疎通性もない人を、そのまま出廷させずにですね、そして判決を下して、まあ極刑が前提になりつつありますけれども、そういったかたちでやっていいのかどうかということですね。
もちろんそんなことが許されるとは私は思いません。
拘禁反応を起こしているわけですから、これまでの臨床経験から言えば、三ヶ月から長くとも半年の間治療すればよくなると思われます。
拘置所の環境から外して、病院の環境のなか、それなりにソフトな人間関係で囲んで、そして向精神薬を投与していけば、おそらく一、ニヶ月のうちに改善の方向が出るでしょう。
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