新型コロナウイルスで東京都がナイトクラブなどの利用自粛を要請したことで、夜の世界で働く人々の労働組合が緊急事態だと訴えました。

 若い人たちが集まる娯楽施設にも営業自粛が広がっています。ボウリングやカラオケの複合施設「ラウンドワン」は2日から、カラオケ店のまねきねこも3日から休業です。
 もっと深刻なのは眠らない街、東京・新宿歌舞伎町です。新宿区では感染が確認された人のうち4分の1が歌舞伎町などのキャバクラやホストクラブ、風俗店従業員やスカウトでした。多くのメディアで活躍する歌舞伎町のホストのローランドさんも1日から経営する店の営業を自粛しています。
 働く女性たちからは切実な声が上がっています。夜の飲食店に勤める人などの労働組合「キャバクラユニオン」には先月から2、3時間しか働かせてもらえない、当日キャンセルが多いなどの相談件数が急増。
 2丁目にあるヘアセットと着付けのお店。キャバクラに勤める人や結婚式のための利用が激減しているそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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