集計トラブルで3日経ってようやく最終結果が発表されたアメリカ大統領選に向けた民主党の候補者指名争いの初戦、アイオワ州の党員集会。
再集計の可能性は残るものの、38歳で最年少のブティジェッジ前サウスベンド市長が、サンダース上院議員を僅差でかわし、トップに。
女性初の大統領を目指すウォーレン上院議員とバイデン前副大統領が続いた。
全米の平均支持率を見てもトランプ大統領の対抗馬はこの4人に絞られたように見えるが、ここに来て「ある人物」が”大穴候補”として急浮上している。
前ニューヨーク市長のブルームバーグ氏だ。
去年11月24日に出馬表明して以降、支持率をじわじわ伸ばし、2月5日時点では10.6%で第4位に浮上している。
2002年から2013年まで3期に渡ってニューヨーク市長を務めたブルームバーグ氏。
巨大金融メディア企業「ブルームバーグ・ニュース」を一代で築き上げ、その資産は600億ドル、およそ6兆6,000億円に迫ると言われている。
支援者などからの政治資金を一切受け取らず、私財を投じて選挙戦に臨んでいる。
その資金力を生かして、ブルームバーグ氏は全米で1憶人が視聴するとされるアメリカ・プロフットボールの年間王者決定戦「スーパーボウル」のコマーシャル枠60秒をおよそ10憶円で購入。
また、社会保障などの財源として10年でおよそ5兆ドルを徴収する税制改革案や1兆ドル以上のインフラ投資案などの政策を訴えるため、これまでテレビやラジオ、インターネット広告に推定で3億ドル、およそ340億円以上を投じている。
さらにアイオワ州の党員集会での混乱をチャンスととらえ、攻めの姿勢で宣伝費を2倍にすると表明し、さらなる支持の拡大を狙う。
ブルームバーグ氏はアイオワの党員集会やニューハンプシャーの予備選といった、今後の候補者指名争いの行方を左右するとされる、いわゆる「序盤州」には参加せず、カリフォルニア州やバージニア州など10州以上が一斉に予備選などを実施する3月3日の「スーパーチューズデー」に狙いを定めた。
しかし過去の大統領選候補者指名争いの結果を見ると、アイオワかニューハンプシャーのいずれかで勝利しないと、党の候補者に指名されていない。
例外のクリントン元大統領もニューハンプシャーで僅差の2位だった。
このような戦略でブルームバーグ氏は「打倒トランプ」の挑戦権を勝ち取ることが出来るのか?

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