集団免疫とはワクチンを接種して免疫を持った集団のことです。
ウイルスに感染して治癒して免疫を獲得する方法もあります。

お店の休業や都市の封鎖などをしないで普通の生活を送っている国があります。
ブラジルとスウェーデンです。

まず今のブラジルがどういう状況かを確認しますと・・・

2020年4月25日時点 ブラジル
ブラジルの人口 約2億人
感染者数は52,995人
死者は3,670人
感染者数が多く人工呼吸器が足りず、誰に呼吸器をつけて救うのか、命の選別が行われている状態です。

ブラジルのボルソナロ大統領は、新型コロナウイルスは70%が感染するのでどうすることもできないと発言。
各州が実施している規制を緩和するよう求めています。

まぁあれですよね。感染拡大のための強力な措置を取った方がいいと思いますね。人工呼吸器が足りてないんですもん。肺の機能が失われ重症化するたびに亡くなるの目に見えてます。
国民が免疫を獲得する前に大量の死者が出そうですね。
ただ、拡大措置をとれば経済が落ち込み、
貧困や自殺者が多く生まれる可能性もあります。
感染防止策を取るか経済を取るか難しい選択ですね。。

続いてスウェーデンがどういう状況かを確認しますと・・・

2020年4月25日時点 スウェーデン
スウェーデンの人口 約1,000万人
感染者数は約16,000人
死者は約2,000人
ヨーロッパでは都市封鎖が多いのに対して、都市封鎖をせず経済への
ダメージを少なくしています。

近隣国に比べスウェーデンの死者数は多くなっています。感染者数は人口比ですとそこまで変わらない状態です。
2020年4月25日時点
ノルウェー:人口約500万人、
感染者数7000人、死者数180人
フィンランド:人口約500万人、
感染者数4000人、死者数100人

日本や各国では学校やお店を閉店している状況ですが、
スウェーデンは学校もお店も通常通り開店している状況で、
集団免疫を目指しているとのことです。

死者数が多いのは感染者数が多くて人工呼吸器足りないのかもしれません。一度感染して免疫を獲得しても再感染の報告もありますし、ウイルスが変異して感染する可能性もあります。

都市封鎖をしないで今後の状況はどう転んでいくのか、ブラジル・
スウェーデンの数か月後が気になるところです。
コロナの最中、経済活動を続けることは感染拡大との隣りあわせですが、貧困を生まないメリットもあります。

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