自閉症スペクトラムと診断されるまで③

●自閉症スペクトラムと診断されるまで①~0ヶ月~1歳6ヶ月~
https://youtu.be/MpCESx3XyQU

●自閉症スペクトラムと診断されるまで②~1歳6ヶ月~2歳8ヶ月~
https://youtu.be/yGtSnPKXMm8

●自閉症スペクトラムと診断されるまで③~2歳8ヶ月~3歳2ヶ月~
https://youtu.be/yGtSnPKXMm8

 ★息子が診断された病院について★

先生の説明には納得いかなかったものの、誤診とは思っていません。
確かに特性は持っていると思いました。
しかし、診断までの時間が短すぎることや、発達検査がなかったことが気になりました。

診察に行ったのが年度末だったこともあって病院はパンク状態でした。
朝に予約をとり、順番が来たのは夜の11時です。
病院側も診察の回転率を上げなければならず、CARSなどの検査を1人1人に行う時間がなかったのでは?と思いました。(個人の感想です)

★教育関係・保育関係者の方々へ★

私が病院に行くきっかけになったのは園長先生の言葉でした。
多くの場合、親は無知です。
私たちの子供時代に自閉症スペクトラムという概念は無かったのです。

気になる子供さんがいらしたら、どうか親に伝えてあげてほしいのです。
診察を進めるような話でなくてもよいのです。
高機能自閉症の場合、大人を困らせる問題行動がなくても、本人がコミュニケーション面で困っていることがあり、発見が遅れがちで鬱や不登校で苦しみやっと気づくという場合があります。
2次障害を防ぐためにも、親が理解者にならないといけないのに、「あれができない、これができない」と親が追いつめてしまっている場合もあります。
私も、先生に指摘されるまで、息子に厳しく叱っていました。(こちらが)どうすればできるかに発想を切り替えていけたのは先生のおかげです。

ちょっと特性がある子かも・・、だから適切なかかわりを探していこう、
とするだけでもよいと思います。
診断をつけたり、週に1回療育に行くと魔法のように変わっていくわけではありません。

療育は、症例を多く見いているプロが助けになってくれ、知識や経験をもとにその子にとって最適な方法を考えてくます。
しかし結局、それらを生活のなかに取り入れ、成長を見守るのは家庭なのだと思います。

最後に、私は動画を通して自閉症スペクトラムの特性は性格の範疇から強い特性までグラデーション状であることを多くの方に知ってほしいと思いました。

コミュニケーションの苦手さやこだわりはどんな人にも多少は備わっているものです。

🌑朝、牛乳がないとパニックになり人や物にあたる
🌑朝、牛乳がないと次の行動にうつれない
🌑朝、牛乳がないと一日中気になり落ち着かない
🌑朝、牛乳がないと次に飲むチャンスまで我慢する
🌑朝、牛乳がないとがっかりするが受け入れる
🌑朝、牛乳がないと残念だがすぐ忘れる

どうでしょうか?

どのあたりから日常生活に困難がでるほどのこだわりだと思ったでしょうか?

 この動画が何かの参考になれば幸いです。
また、その後の経緯も動画にまとめようと思います。

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