関西3府県“宣言解除”へ・・・大阪のシンボル営業再開(20/05/20)

政府は21日、兵庫県や大阪府、京都府について、緊急事態宣言を解除する方針です。

大阪では20日、約3カ月ぶりに大阪城天守閣の入場が再開されました。入館者は、体温を確認したり、集団感染が発生した場合に備えて氏名や電話番号などを記入したりしていました。通天閣のふもと、新世界にあるレトロな映画館『新世界国際劇場』も手探りの再開となりました。座席は1つ空けて間隔を確保。換気のため上映中も出入り口は開けたままです。70年の歴史を誇る劇場の再開に常連客からは「早く観たかった。コロナがなかったらずっと来てた」など、喜びの声が上がりました。冨岡和彦支配人は「できるだけ対策を考えてやっているが、それでも対応できなかったら、お客さま、従業員に迷惑をかけるのではないか。そういう不安な気持ちも占めている」と話します。

緊急事態宣言の解除の目安の1つは、直近1週間の新たな感染者数が人口10万人あたり0.5人程度以下になるかどうかです。大阪、京都、兵庫は、3府県合わせても0.1人で、目安を下回っています。大阪府の吉村知事は、緊急事態宣言が解除された場合、休業要請や自粛の解除方針を決め、23日午前0時から適用する方針です。
一方、1都3県は、埼玉県と千葉県は目安を下回ったものの、東京都と神奈川県は上回ったままです。4都県合わせても0.57人で、目安を上回っている状況となり、緊急事態宣言は継続する方針です。20日、東京都に報告された感染者は5人で、4日連続の10人以下となりました。神奈川県では、医療機関で集団感染が発生していて、20日に報告された感染者は18人に上っています。北海道も解除の目安に達しておらず、緊急事態宣言は継続の方針です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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