建設石綿被害者の救済法成立　最大1,300万円給付（2021年6月9日）

建設現場でアスベストを吸って肺がんなどの病気になった元労働者や遺族のうち、国などに損害賠償を求める裁判を起こしていない人を対象とした給付金制度を新たに設ける法律が９日の参院本会議で、可決、成立しました。
この法律は、健康被害の程度に応じ、１人当たり550万円から1,300万円を支給するのが柱です。
2022年度に運用が始まる見通しで、申請は各地の労働基準監督署などで受け付け、厚生労働省が被害の内容を審査します。

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