皆様こんにちはYtanです。概要はほぼ動画で説明しているのですがのせきれなかったことを書きます。
【発症までの経緯】
2021年7月27日
2、3日前からモコの体が熱く、だるそうにしていた。食欲がなくいつもジャンプで登れるところも登れなくなり病院へ。血液検査などを行い、白血球が多い以外の異常がなく風邪との診断。注射、1週間分の風邪薬をもらい帰宅。
8月19日
前回もらった薬を飲み切り体調はしばらく回復していた。しかし4日前からまたモコの体が熱くなり、以前にもましてだるそうだったので再び病院へ。より専門的な検査を行い「FIP=猫伝染性腹膜炎」の可能性があると診断された。注射を打ってもらい帰宅。
8月20日
昨日注射を打ってもらったあとは少し体調が落ち着いた。しかし朝になるとまた体が熱くなりだるそうにしていた。病院に行き注射と点滴をしてもらった。まだ血液検査検査の結果が出ておらず明日来るよう言われ帰宅。
8月21日
結果が出た。ほぼFIPだろうという診断。エコー検査で腹水が少し見られることから「ウェットタイプ」だと言われた。腹水を取り検査しようとしたが、腹水の量が少なく必要量取れなかったため検査を行えなかった。どんな病で治療はどんなものがあるのか説明された。致死率ほぼ100%。有効な治療法はない。発症原因も不明。ここ数年でFIPの治療薬として名が上がっている[MUTIAN]という薬について説明された。日本では認可されておらず取り扱ってる病院も少ない。値段も高額。84日間継続して飲ませる必要がある。治療代をざっくり見積もっても100万はくだらないと言われた。他の治療法の場合は延命措置程度にしかならずもっても半年。進行が早ければ数日で亡くなると余命宣告を受けた。頭の中が真っ暗になり本心状態だった。家族とどうするか話し合うように言われ帰宅。
我が家の経済状況を考えるととても100万円の治療代をすぐに用意できる余裕はない。今年で10歳の高齢猫。もう十分生きたという意見も出た。
考え方は人それぞれ。猫に100万かけるなんてありえないという人もいる。
しかし一度責任を持った命。猫でも一つの命なのだから人間の命との重さに優劣をつけるのは間違っているのではないか。高齢猫だからと諦めるのではなく少しでも救える可能性があるならば最後まで責任を持つ義務があると思った。
結論、[MUTIAN]を使った治療をすることになった。うちの近所ではMUTIANを処方している病院がなく、ネットで協力病院を片っ端から調べた。そこでFIPの治療、MUTIANを使った治療にかなりの実績のある病院を見つけ翌日行くことに。
8月22日
見つけた病院に朝電話をし、事情を説明。一度来て欲しいと言われたためそのまま直行。私たちは東京住み。病院は他県にあるため片道1時間かけ病院へ。片道1時間の距離に病院があったのは少し救いだったかもしれない。そして病院に到着後、行きつけの病院でもらった検査結果などを渡し、再度検査をすることに。30分ほど待合室で待機。その後診察室へ。専門的な話しをされ、年齢的にFIPになるのは珍しい、他の病気の可能性も考えられるが腹水が少なすぎで検査できず確定診断ができないとのこと。検査結果から見てFIPの可能性は多いにある、腹水の量の少なさ、そしてモコの場合ふらつきが少し見られたため、FIPならばウェットタイプとドライタイプの混合型だと診断された。そして[MUTIAN]を使って様子を見ようということになった。
MUTIANの費用は高額なためうちの経済状況ではかなり痛い出費。
FIP闘病中、寛解された方々の意見、経験談をよろしければ共有していただきたいです。そしてこのFIPという病がより多くの人に知ってもらえるように拡散していただきたいです。
現在モコの治療代のためクラウドファンディングを準備中です。どうか少額でもいいので協力、拡散のほどよろしくお願いします。モコの命を救う手助けをしていただきたいです。
モコの闘病記録
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