1樽悶 ★2021/09/01(水) 18:33:18.64ID:0mA9sZPN9 「天正遣欧使節肖像画」。右下が千々石ミゲル=京都大付属図書館所蔵
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発見された集石遺構の組石を指し示す浅田さん
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天正遣欧使節の一人、千々石ミゲルの墓所推定地、長崎県諫早市多良見町山川内で進められている第4次発掘調査で、地中から石を敷き詰めた集石遺構(東西2・2メートル、南北2・5メートル)が30日までに見つかった。2017年の第3次調査でも同規模の集石遺構が確認され、その下から埋葬施設が出土している。発掘調査を指揮する田中裕介別府大教授は「(今回の集石遺構の下に)もう一つの埋葬施設があることが確実になった」とみている。
ミゲルの子孫で、調査を進めている民間の「千々石ミゲル墓所調査プロジェクト」の浅田昌彦代表(67)=川崎市=が明らかにした。
田中教授らによると、石は埋葬施設があることを示す地上標識として敷き詰められた。1個は大きいもので長さ約30センチ。当初は地面に露出していたが、長い歳月で土が流れ込むなどして、深さ約10センチの地中に埋もれた状態だった。
第3次調査では、墓石に向かって右側から埋葬施設が発見され、キリスト信仰用具の一部とみられる玉やガラス板、ミゲルの妻のものと推定される人骨や歯が出土。今回は左側を中心に発掘している。前回見つかった遺構と、今回の遺構とは地中でつながった形状だった。
第4次調査は23日に開始。後半生について謎が多いミゲルが埋葬されたとみられる墓所推定地の真相解明の作業が進められている。浅田代表は「調査の計画通りに姿が見えてきた。埋葬施設発見へ期待値が高まった」と話した。
長崎新聞 8/31(火) 10:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210831-00000003-nagasaki-l42
「400年の歴史、覆るかも」
16世紀末に九州のキリシタン大名の名代としてローマに派遣された「天正遣欧少年使節」の一人、千々石(ちぢわ)ミゲルの墓と推定される墓所(諫早市)の第4次発掘調査が8月下旬に始まった。
2017年の第3次調査では妻と推定される遺骨や、キリシタン信仰を思わせる副葬品が発見され、ミゲルが帰国後に棄教したとの説に異論も出た。民間のグループ「千々石ミゲル墓所調査プロジェクト」は今回を最後の大規模調査と位置付け、ミゲルの遺骨や遺物の発掘を目指す。
墓所は長年、ミゲルの子、玄蕃(げんば)の墓とされてきたが、04年に石造物研究者の大石一久さん(69)の文献調査でミゲル夫妻の墓と推定。09年ごろ、子孫に当たる浅田昌彦さん(67)と共に発掘調査開始を決定し、17年まで3次にわたり実施した。
ミゲルは帰国後、使節4人のうち唯一イエズス会を脱会しキリスト教を棄教したとされるが、理由や後の人生は謎に包まれている。第3次調査でキリスト教徒が祈りに用いるロザリオと推定される玉などが見つかり棄教説に疑義が生じた。今回はミゲル本人が埋葬された可能性のより高い位置を調べる予定で、9月下旬までの完結を目指す。
市町合併で市の文化財調査が広域化する中、「ミゲル墓所」の発掘は民間主導に。今回の資金を募るクラウドファンディングでは目標を上回る1000万円超が集まった。
大石さんは7月の講演会で「なぜミゲルは脱会しないと誓ったイエズス会を脱したのか。信仰を貫いた他の3人との世界観の違いなどを(調査が)現代によみがえらせてくれるのでは」と意気込んだ。活動に賛同する東大大学院の岡美穂子准教授は「400年間語られてきたミゲルの人生のストーリーが調査で覆される可能性もある」とのコメントを寄せている。
■ことば
千々石ミゲル
16世紀後半、九州のキリシタン大名、大村純忠らが日本でのキリスト教布教の支援を得るべくローマに派遣したとされる4人の「天正遣欧少年使節」の一員。純忠のおいに当たる。禁教令下の帰国後、4人はイエズス会に入会。後にミゲルのみ脱会、棄教したと伝えられるが、その理由や後半生には不明な点が多い。
毎日新聞 2021/9/1
https://mainichi.jp/articles/20210901/ddl/k42/040/423000c?inb=ra
96ニューノーマルの名無しさん2021/09/01(水) 23:28:58.72ID:sFgHz+9s0>>42
ライブチケやDVD売れるぐらいには客がついてる模様