COPDは、慢性気管支炎や肺気腫などの呼吸器疾患の総称で、日本では約500万人の方が罹患していると推定されており、2019年にCOPDが原因で死亡された方は約17,000人とされています（厚労省発表）
単に命を奪うから怖いというのではなく、息切れや疲れやすさといった日常生活を困難にする症状が現れることで、徐々に行動範囲が狭くなったり、気力が無くなったりなど、生活の質を低下させやすいという点が厄介な病気です。
ＣＯＰＤの患者さんの体力レベルは、中等度以上の心不全を患っておられる方と変わらない程に低下していることを良く経験します。
また、COPDの進行はゆっくりと進行していくため、症状に慣れてしまい重症化するまで治療が開始されないケースも少なくないとされています。
病態をしっかりと理解し、原因であるたばこをやめることで、予防することが可能な病気でもあります。
皆様ご自身やご家族の守れるはずの健康を損なわないよう、この動画が力になれば幸いです。
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