油をカプセルに入れるということは、何か意味がある。油は、「胃酸に弱い」「光に不安定」
「原料同士が凝集しやすい」欠点がある。カプセルに入っている意味は、腸で吸収させることや素材を安定にするということ。素材を安定にするためだけにカプセル化しているものは舐めるといい。舐めると、ファーストパスを受けない。 口の中や食道の静脈血は、肝臓ではなくて肺に戻る。ファーストパスを受けなければ全身に効果が期待できる。ただ舐めただけでは、油は、吸収しにくい欠点がある。分子サイズが、小さいものでないと、吸収しにくい。
飽和脂肪酸は、分子サイズは分子量に比例するが、不飽和脂肪酸の場合、条件次第で立体構造が小さくなる。カプセルの中に入れる油は、肌に塗布してみて、吸収が速いものは、粘膜からも吸収が速いと思えばいい。脂肪酸、不飽和炭化水素やキノンを例に挙げる。
スクワレンの場合:
スクワレンは舐めるタイプの油。深海鮫に含まれるスクワレンの立体構造は、コンパクトがサイズをしている。立体的に丸いhttps://www.youtube.com/watch?v=CtSB3N_ryCU&t=79s
陸上の動物で取れるスクワレンは、分子が外に開いた状態で大きいサイズをしていて、
舐めても吸収しにくい。
深海ザメスクワレンを肺から全身循環に載せる時は、一回に舐める量は、3カプセルほどがいい。それ以上一度に飲むと胃に入ってしまう。1日に舐める量は、10カプセルぐらいがいい。目的によって1日に飲む量が異なる。心臓弁膜症などは1日3カプセルくらいと少なめ。
胃のスキルス癌の場合は、一回10カプセルぐらいと一度にたくさん飲む。
1日に30カプセルするほど飲む事がある。
コエンザイム Q 10の場合
コエンザイムは、ベンゼン環を持つため、スクワレンと比べても疎水性が高い。
分子同士がより凝集 しやすいので、そのままでは吸収しにくい。製剤的な技術が必要。
コエンザイムは、舐めた後に大の字になって横になる必要がある。
(スクワレンは横にならなくても十分に吸収する)
月見草・ルリジサ(γリノレン酸)配合油の場合
主成分はガンマリノレン酸。酸化されていなければ舐める事で。肺気腫やリンパの詰まりを取る目的で使う。
EPA・DHA配合油の場合
細胞のペルオキシソームの掃除に使う事が多いため飲み込む。スクワレンより炭素数は小さいが分子サイズが大きく舐めても吸収が悪い。
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