たばこは「毒の缶詰」 有害物質取り込みCOPDに



皆さんは、たばこにどれくらいの有害物質が含まれているか知っていますか。
たばこには、ニコチンやタールのほか、約200種類もの有害物質が含まれています。
そのため、たばこは「毒の缶詰」といわれたりします。
「喫煙はたばこの煙を吸っているだけ」と思っている方もいるかもしれませんが、実はニコチンやタールなどの有害物質を体に取り込んでいることになります。
【喫煙リスク】慢性閉塞性肺疾患…原因の9割は「たばこ」
有害な粒子やガス(主にたばこの煙)を吸入することにより、気管支や肺の組織が害されて起こる進行性の呼吸器疾患をCOPD(慢性閉塞性肺疾患)といい、慢性気管支炎や肺気腫などの病気が含まれます。
喫煙者の15から20%がCOPDを発症するといわれ、患者数は全国に約500万人、年間の死亡者は約1万5千人と推計されています。
COPDの初期症状は、せきやたんがあるくらいですが、次第に日常生活の動作でも、息切れがしたり、せきやたんが長く続くようになり、さらに病気が進行すると、呼吸が困難になります。
重症になってから受診する方が多いですが、禁煙が予防と治療の基本です。
喫煙が体に悪いことを知りながら、やめられないのは、意志が弱いからではなく、「ニコチン依存症」にかかっているからです。
そのような方には禁煙外来の受診をお勧めします。
ご自身の健康のために禁煙に向けて一歩踏み出してみませんか。

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