アップルウォッチが病気発見の手助けとなる“アップルウォッチ外来”が医療施設などで広がりつつあります。
ニューハート・ワタナベ国際病院では、去年9月に医療機器承認を取得したアップルの心電図アプリケーションを使って今年4月に「アップルウォッチ外来」を無料で始めました。
アップルウォッチで記録される心電図のPDFをメールで病院に送ることで、心不全や脳梗塞を引き起こす原因にもなる「心房細動」かどうかの確認や、年齢や病歴などの情報とあわせて受診すべきかというアドバイスを受けることができます。
病院への相談者は、これまでに300人近く。手術後の患者の経過観察にも使われているということです。
ニューハート・ワタナベ国際病院、大塚俊哉副院長「心房細動って出たらほぼ確実(に心房細動)だと思います。それだけ精度は高いと思います」
相談はオンラインでどこからでも可能だといいます。
ニューハート・ワタナベ国際病院、大塚俊哉副院長「心房細動の患者さんって、実は日本中に100万人以上いるといわれているわけです。アップルウォッチ的なものは、これからどんどんどんどん発達して、自分で病気を発見する。予防するという一つの助けになる、デバイスになっていくんじゃないかと思います」(2021年11月22日放送)
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