WHO(世界保健機関)と世界各国のリーダーは新型コロナウイルスの治療薬やワクチンの開発に向けて協力していくことで一致しました。
24日の会見で、テドロス事務局長は治療薬やワクチンの研究開発を加速させ、世界の誰もが公平に接種できるよう協力態勢を作ると発表しました。会見にはヨーロッパのほか、アフリカや中米、アジアの首脳らもコメントを寄せて期待感を示しました。一方、ロイター通信によりますと、WHOへの資金拠出停止を発表し、現体制に懐疑的な立場のアメリカは参加しない意向だということです。主導役の一人であるフランスのマクロン大統領は「この戦いは人類共通の利益になる」と訴え、「アメリカと中国に和解を望む」と両国へ関係修復を呼び掛けました。
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